鎌倉の鏑木清方さんの美術館が好きで、時々訪れます。

「紅葉」というタイトルの絵には、たった二枚の紅葉が、遊ぶだけ!

いつもながらの、凛とした色気に、気品も、知性も、感じられます!

衿元のゆったり感、半衿のゆがみ方、傘をもつ所作、そして視線語り。。。

清方さんの世界が広がる日本画から学ぶ、美しさ!

 

 

 

 

 

美術館を入り最初に向かうのは、薄い引き出しの箪笥(?)へ、二竿あり自由に開閉できます。

今日は、どんな絵が入っているのだろうか、幼子の如くワクワク・ドキドキする!

一段一段丁寧に拝見しながら、わ・た・し・の「明日の身支度箪笥」として。。。

最上段には、きものと帯、その下は、長じゅばん、次は小物たち、最下段には下着を忍ばせる。

めずらしくそんな欲情にかられる。

この話を友人にすると、一緒に目を輝かせる(笑)

 

明治~昭和の美人画は、美しさの宝庫である。。。

 

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衣香(KINUKA) 糸賀文音