毎年桜の時期になると、日本に生まれて良かったと思います。。。面白いもので、この時期のお天気は、気まぐれ! 風雨で桜が散ってしまうのではないかと、心乱されます。
昨年とは違い着付け教室は休講することなく、美しいきもの人を目指し、頑張っております。コロナ過で満足にできなかった日々でしたが、受講生たちの技術の進歩に、大きな驚きと喜びを頂戴しています!
留袖・訪問着・喪服など、晴れの日や不祝儀の際にまとう着付けを学びました。今回は「喪服編」です。
喪服は全体に華やかさを醸しださないように、注意いたしました。
・衣紋をあまり抜かず。半衿の出し方も、控えめに。
・紋付のきものですので、前身頃にある左右の紋の高さの位置が同じ。
・着丈も短め。
・帯も低めに結び、お太鼓も小さ目。
・帯締めの房も、下に向けて処理。
亡くなられた方を見送り、霊を弔う通過儀礼ですが、着付けにも心配りが感じられて、先人たちのお知恵の凄さに、敬礼です。。。
どうぞ、今日も良い一日をお送りくださいませ。