第51候 寒露/末候 「蟋蟀(こおろぎ)戸にあり」 10月18~22日頃
昔は、コオロギのことをキリギリスと呼んで、キリギリスのことをハタオリと呼び、ハタオリはバッタのことだったようです。
野原で鳴いていた虫たちが、戸口で鳴きはじめています。。。
与謝蕪村 「茨野や夜はうつくしき虫の声」 深い意味を含んでいる俳句のようです!
秋の「虫聞き」と、冬の「雪見」は、古人に好まれたようです。。。
虫のオーケストラを耳にすると、人恋しくなります。また、生を受けた季節からか、秋は好物です。
異常に長かった暑さが、嘘みたい。「そぞろ寒」に。
自然は律儀さを、お忘れにならなかった。。。