雲ひとつない気持ち良い朝へ、「にこっ」と微笑みかけてしまいました。。。
成人式も終わり、徐々に普通の暮らしへと移行しています。
Blogは、帯の関東巻・関西巻きについての、ご質問を頂戴いたしましたので、触れてみたいと思います。
関東巻・関西巻きは、帯を巻く方向のことで、袋帯や名古屋などの種類ではありません。
帯の手先を、左肩にかけて、反時計回りに巻き結ぶのが、関東巻です。
帯の手先を、右肩にかけて、時計回りに巻き結ぶのが、関西巻です。
お太鼓部分はどちらも、同じ柄が出ますが、帯の巻き方が違うので、て先先端の出る方向は違います。
名古屋帯の場合
胴帯の位置の柄が、表と裏で柄違っていたり、位置がずれているものもあったり、巻き方によっては、柄が隠れてしまうこともあります。私は家族からのリレー名古屋帯の前胴帯にシミがあり、若い頃に着付け教室で、教えて頂いた関西巻で結んだところ、シミのない綺麗な裏面で出て、「一粒で、二度美味しい!」気分に。。。
今はあまり見かけない時計周りの「関西巻」を、習得されておくのも、お得かもしれません。(時として、お稽古にお出ましすることも、あり。)
きものや帯、そして小物は、いろいろな知恵を内包していて、いかに無駄なくあるものを、魅力的に活用する術を知ると、
「シビレル!」