9月は休講で、昨日からはお稽古が再開いたしました。。。

毎年9月と6月の単衣をまとう時期は、受講生たちはきもの、帯、長じゅばん、小物などに悩んでいます。原則は、10月~5月までは、7・8月が薄物なのですが、近頃は温暖化で季節が明確ではなくなってきており、体感を優先することが多くなってきましたね。

うんちくを語っております私も、昨日は単衣のきもの、薄物の長じゅばんの半衿は、袷の時期のもの。帯や小物は袷用のものを添わせました。これは「ケの日(普通の日)」の場面でしたので、決行! 大事な「ハレの日(特別な日)」にはいたしません。

 

 

お宮参り、七五三、結婚式などの「ハレの舞台」は、一張羅のきものをまとい、神様に御礼を申し上げに参ります。こうゆう日本古来からの習わしが、好きです!でも「ケの日」には、体感を優先させて、気負わずにアバウトなきもの生活を、楽しんでいます。。。

受講生が着付けた振袖と、おしゃれ着を自分でまとった他の受講生、どちらもステキに感じてしまう! いつも受講生を依怙贔屓してしまう私が、今日もお出まし(笑)どうぞ、お許しの程。