青空に白雲があちらこちらに点在しているけれど、個々の雲のサイズが、でっかい! 細かい「羊雲」が好物で、幼い頃は空を見上げては、あれが父さん雲、こっちが母さん雲、あとは祖父母や兄弟の雲を、夢中で探した。たわいないそんなことが、心のおご馳走でした。

今では遠い秋の思い出。。。

夏から秋にかけては「秋草模様」をまといますが、個人的には夏に目にするよりは、盛夏以降の方が心に響きます。若い頃は菊模様は好みではありませんでした。仏花としての菊がオーバーラップしてしまう・・・。転機があり、今は「菊模様」は無類の好物!こんな上品な模様があるかしらと「ウットリ!」ご尊敬を申し上げております(笑)

・光琳菊・乱菊・菊唐草・菊尽し・一重菊・菊水 どれも洗練されて素敵な模様です。

 

 

この帯は1年に1回、締めるか、締めず、手にとって眺めていることの方が多いいです。

きもののおしゃれの基本は、「季節を少し先取り」

最近は残暑が長く、季節先取りは模様に関してで、9月に「袷」のきものをまとうことは、致しません。

菊をはじめとして、秋模様を心ゆくまで、愛でたいと思います。。。

Autumn pattern, everyone come.