お稽古にゆかたの登場が、多くなってきました。
それぞれに人真似せずに、自分の色を見つけ出しては、嬉々としている。。。
最初は「割角出し」を、1年ぶりに復習いたしました。基本を自分流にアレンジさせて、楽しそうに半幅帯を結ぶ姿に、愛おしさを感じました。
受講生のゆかたは歌舞伎の隈取がデザインされた、ゆかたです。歌舞伎役者さんは地色を塗ったお顔に、筆で線を引いたり、指で片側へぼかしたり、「描く」のではなく、隈を「取る」と表現されています。。
若い頃のゆかたとか。まとい人は「派手かしら?」と 同席者は「素敵! まだまだ、大丈夫!」と 昔愛でたゆかたを、大変綺麗に保管する人柄の良さが、伺えました。幸せなゆかたさんです。
「割角出し」のアレンジは、たくさんできそうですね。半幅帯結びは、ゆかた用の単衣帯でなければ、小袋帯などは、通年使えます。。。