卯月に入ったかと思いきや、もう下旬。 未だ、コロナと共生中です・・・ごめんなさい。私ひとりの懸案事項ではありませんでした。 早くクリーンになってほしいですね。

 

4月1日には、「綿貫(わたぬき)」のお話を書こうと思っておりますが、失念。 4月1日は「綿貫」とも読むそうです。 理由は寒い間は防寒として、きものに綿を詰めて、まとっていた! 4月1日には綿を抜いて、袷に切り替えた。。。 昔の庶民はたくさんのきものが持てず、同じ着物を通年効率よく活用したようです。重ね着なども。

 

なので、江戸時代の庶民には「虫干し」は、無縁のようでした! お金持ちの行事の虫干しは、きものだけでなく、掛軸・書物・屏風などもにも。 湿気が多い日本ならではの、カビ対策だったのでしょうね。

 

過って、帯に役者さんのきものの虫干し風景を、紅型染めにしたことがありました。手が遅く仕上げまで時間が掛かりました。こんな奇抜な模様好む、傾向あり(笑) 時々締めている 「恋帯」 です。