受講生たちが、天敵(オーバーかしら)と、思っているものに、「帯揚げ」があります・・・。帯揚げさんは帯の形をより美しく見せてくれ、装飾性を高めてコーディネートのアクセントにもなっております。お振袖などは、帯揚げをたっぷりと見せますが、普段着のきものでは、控えめな存在。でも、人様の視線は集まります!
この少ししか見えない帯揚げの存在に、神経を注ぐ!
折り紙を畳むように、きれいに折り上げて、整えるが、満足を得られることは、少ない!
「にくきもの」なのである。
結ぶ前に、脇にゆるみを残さないために、左右の手の持った帯揚げを、前に引いてみる!
焦らずに、がんばりましょう!
ちなみに、枕草子の中の「にくきもの」は、急ぐ用事がある時に来て、長話をする客人 とか。