夏の鎌倉が好き。 ぼんぼり祭! 今年は中止の花火大会ですが、船から海中へと投げられる水中花火は、圧巻! 早朝の八幡様の心洗われる蓮の花! など浮かびます。

夏の風物詩以外にも、いつでも立ち寄れる「鏑木清方記念美術館」も、好物のひとつである。。。

絵の中の女性が知的で、上品。まとわれているきもの・帯・小物のすべてが洗練されていて、大変勉強になります。

「築地明石町」「襟おしろい」などが、特にお気に入り! 襟おしろいは、大正13年の美人画カレンダーの原画だそうです。いつも丸髷を結っていらした奥様の、かりそめのポーズとか。うっとり!

 

 

襟おしろいは、江戸中期に上方の厚化粧を真似て流行し、牡丹刷毛使って塗る。私は襟にはぬりませんが、おしろいや頬紅を塗るのに使い、感触がよく、優雅な気持ちにさせてくれる刷毛です。

 

「そうだ、行こう。夏の鎌倉へ」