日本人は、昔から自然とひとつになり、いろいろな楽しみを見つけ、自然こそが、神様という意識をもっていました。

 

 

たとえば「花見」は、春になって活性化した植物の生命力を、自分に取り込む行事であった。「桜」の語源の一説によると、「さくら」の「さ」は田の神様。「くら」は神様の座る場所。桜は田の神様のシンボルだった。桜(神様)を見て、咲き具合・散り方などで、その年の収穫を占った!

桜の木の下で田の神様を迎え、料理やお酒でもてなし、人も一緒に頂くことが、本来のお花見の意味だった。。。

四季折々の神様との触れ合いは、庶民には大切なことであったに、違いない。

その時は、質素なきものではなく、よそゆきのきもので、

神様の御傍へ。。。