今日も美しい青空、寒いけれど、心さやか。。。

街中で着物姿の方をお見掛けすると、うれしくなり、ついて行きたくなります(笑) 目の行くところが衿元。 色・柄半衿よりも、白半衿の方が多いです。足袋も同様に白が。(あくまでの、私の行動範囲での感想です。)

昔のお写真を拝見すると、刺繍や絞りや友禅などが施され半衿が、たっぷり衿元から、顔を出しています!

 

いつ頃から白半衿や白足袋が、多くなったのだろうか?

戦後のきものブームの頃に、礼装の場面でなくとも、おしゃれ着に、白い半衿や白足袋が、使われるようになっていったそうです。

 

 

受講生の中には、色柄半衿を愛でていて、きもの・帯・小物とバランスよく、感性の素晴らしさに、脱帽することが、しばしば。 時として、端切れや手ぬぐいなどが、半衿ととして鎮座しています。ちなみに下の写真は、私の半衿や足袋です。

 

 

白足袋は、毎日きもの生活の時代は、一般庶民には汚れやすく実用的ではなかったと思います。そうそう、半衿だって、漫画「意地悪ばあさん」が、衿(衣紋)に手ぬぐいを掛けていたような、おばあちゃんがいらっしゃいましたよ。遠い昔の記憶でござんすが。

今は、白物・色柄物が、自由に使える時代です。いろいろ楽しんでみたいですね。