断捨離組に仕分けした小さな本に、目がいく。。。

15年以上も前に、河出書房新社から出版された「品のいい人と言われる技術」という本で、

「和服での奥ゆかしい振舞い方」の中で、和服を上品に着こなすには の一文に惹かれました。

きものは左右対称の直線のものを、体にまとっていることは、認識しておりましたが、鋭いご指摘がございました。一部を引用させて頂きました。

「和服を上品に着こなした女性は人目をひくものがある。背筋をまっすぐ伸ばし、お腹を引き締めて首を前に出さないよう、小股でさっと足を運ぶ姿は小粋だ。こんな印象を抱いてもらうためには、もうひとつ注意したいことがある。自分では気づきにくいのだが、左右どちらかの肩が下がっているとだらしなくみえるのだ。和服は平たい、左右対称のデザインが特徴。それをまとった肉体も左右対称でなければ、和服の美しさが半減してしまう。」

 

「きものは体の歪みを、如実に表す!」

それは、最近の私の実感でもあります。

「美しい着姿は、体型作りが基本」と、自腹に触れながら、思う次第でございます。

 

写真は卒業生です。

綺麗な着姿でしょう!