墨色の鮫小紋をシックに着こなした友人と、久しぶりに会いました。この鮫小紋は、最近はお別れの場面にまとうことが多く「ケの日(普通の日)」にまとってあげたい思ったそうです。この友人に、かかるときものや帯は輝きを増し、幸せそう。。。
写真はある日の私の鮫小紋・帯・帯揚げ・帯締め・長じゅばんで「ケの日」の装いです。帯を喪の黒帯、帯揚げ&帯締めも黒、長じゅばんは白に変え、通夜に出席することがあります。もう一つのパターンは、色無地や鮫小紋に母の黒長羽織をまとうことがあります。羽織は色無地の色消し作用をしてくれ、寒さ予防になり便利です。
私はどちらかと言えば、艶のあるきものが苦手なことと、色無地は汚れが目立つので神経を使いますので、鮫小紋は、ウエルカム!
帯と小物を変えることで、祝儀、不祝儀と両方にまとえるなんて、便利ですね。。。
加齢と共に断捨離が必須条件になって来ました。いつか残されたきものは、ゴミと化すだろうし、物忘れが多くなり、整理整頓が必要になってきた、身軽で生きたい気持ちなどなど、持ち物は出来るだけ少なく、有効に使いと思っております。