お稽古では、きものに関するこんな話題が、出ました。

綿のきものやウールのきものは、一枚の単衣ですがまとえる時期が、はっきりわからない・・・。

 

綿やウールのきものは、基本的には単衣仕立て(裏がなくて一枚)です。反物で地厚な綿やウールは、昔から単衣で仕立てられていました。

 

 

 

 

上の写真は、古い地厚ウールのきもので、単衣です。母が仕立ててくれましたが、箪笥の中には腰から下の後ろ身頃に「幅広の居敷当て」ついているウールきものがありました。

 

石敷当て(いしきあて)

後ろ身頃の下半身部分だけにつける当て布。補強・おしり部分の縫い目の破れなどを防いでくれます。 また、夏物や単衣では足が透けて見えたりするのを防ぐ効果もあります。

 

綿・ウールのきものは、盛夏以外の3シーズンまとえます。。。