今日から10月、「神無月」になりました。

全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲大社に集合して、いろいろなことを神議される伝えは、平安時代に生まれたようです。出雲では「神有月」、その他の地域は神様が不在で「神無月」になりますが、ご安心ください。お留守番をしてくださる神様はいらっしゃるとか。。。

神様たちは、出雲で来年の収穫や縁結びについて、会議を開催されます。神様て、本当に有難いご存在です!

物事にはふたつの側面がありますね。たとえば「表と裏」「相反するもの」など、なぜだか、今朝は二面性に興味を持ちました。

 

 

私は、きものをまとった前面よりも、背面に興味あり!

きものはシメントリックで、そこには心憎いほどの美が存在しております。衣紋を抜き、帯をおき、自分の肉眼では見えない背面を、一生懸命にお化粧する、いじらしさ!

受講生たちが「背面化粧」にいそしむ姿には、特に心惹かれます。。。

不思議なことに、同じきものや帯のご登場がなく、ますます個性が輝きます!

 

おしゃれをあまりしなかった母でさえ、家族のきもの(特によそ行きのきもの)には、心を掛けておりました。社会全体が、まだきものに心を求めていた時代だったのかもしれません?

「きものは特別なもの!」

今更ながら、「衣食住」では衣が一番上にきていることに、気付く!

女性は見られることで、美しさを増していく、可愛い存在である。。。