寒波の到来予報が出ていたので、「不香の花」に会えるかもと、ほのかな期待がありました。雪を香りのない花にたとえた美しい言葉です。でも現実に大雪と対面したら、困ることもたくさん出て来そう!
お稽古風景からです。
ひとりは、ご主人様と選ばれた、仕立ておろしのきものと帯に、初挑戦! 仕立て下ろしのきものや帯には、心躍りますが、実際にまとってみると、きものも帯も、期待にはなかなか応えてくれず、がっかりすることが、多々あります・・・。でも、この受講生は、頑張りましたよ!
もう一人は、藍染めのきものにお似合いの素敵な帯でしたが、長尺で難儀していました。諦めずに美しく仕上げました。いつも真摯にきものや帯に接している姿勢は、素晴らしい!
ありがたいことに、受講生たちの頑張りに、刺激を受けております!
この日もきもののリメイクや、古着屋さん話に花が咲き、時間切れで写真撮影を慌てて済ませました。
先日のブログにこんなことを、したためておりました!
「着付け仕上げポイントの確認」が、できたら最後は、「気持ちの仕上げ」あとは、「自信をもっておでかけ」しましょう。。。(笹島寿美先生のお言葉なんですが。。。)
写真を見て、びっくり!
アレレふたりとも、衣紋から長じゅばんの衿が、きものだけを強く引くと、このようなことがあります。
着付け仕上げポイントの確認も、気持ちの仕上げへの誘導もせずに、反省しきり・・・。
「今日の私も、馬鹿だった!」
そんな思いが、脳裏を駆け巡った・・・。どうも今世は「賢さ」と無縁でござる(涙) 来世の私を見てください。必ずや「才色兼備」で、登場できるように、今から神様にお頼み申し上げております。