彩りは地味だけど、穏やかな空に安心感が持てる。。。

コロナとの共生は続くけれど、受講生たちが元気に、足を運んでくれるのが、うれしい!

コロナ禍で、途切れ途切れのお稽古運びになり、その反動か? お稽古現場では「いざ出陣!」とばかりに、皆、真剣に取り組んでおります。 帰宅後、お昼寝してそう? (それて、私だけかしら。ククク)

 

 

「帯が余りにも長すぎて、二重太鼓をつくるのに難儀している・・・。」そんな悩みと闘っていたそうです。帯枕を置く前に、遊びをたくさん作っていたようですが、幸いにも、ポイント柄ではないので、て先を通常よりも長く取ることを提案しました。

不安顔が一瞬で消えた! こんな簡単なことでというような、かわゆい表情をしておりましたよ。

それが習得できたら、お太鼓とたれの模様を繋ぐことに、挑戦してみませんか?

 

ポイント柄の場合は、帯枕を置いた時に「たれ先より、たれ(二重になっている部分)を約10㎝位長くします。」そうすると、大体はお太鼓の部分に、柄が出ます。余りの帯は、て先の長さや帯枕の下の遊び部分を、ご自分の扱いやすい方法で、調節なさってください。

着付けを含め日本文化には、数多の賢い知恵を内包している魅力あり! 私は先人たちのお知恵が面白くて、楽しくて、飽きない日々をすごさせて頂いております。(感謝!)