以前、日本舞踊を学ばれている方からのお悩みを、ブログに書かせて頂きました。
お稽古時はゆかたで、『男踊りなど、激しい動きが多く、いつも上前の褄が下がってしまう・・・。』
愛用されている、「ゆかたと半幅帯」で着付けのプロセスを拝見させて頂きました。ゆかたのサイズが大 き く、上前の衿先に腰紐が全く掛っておらず、外れていました・・・。
腰紐より上にある、上前の衿先を腰紐にからめて、安定させることをご提案致しました。
下前の衿先は、腰紐が掛っていなくとも、心配はいりません。
腰紐の締め方が、ゆるい!
半幅帯が後ろ下がりで結ばれている!
それらのことも、ご指導させて頂きました。。。
その後、お稽古で激しく動いても、上前の衿先は下がることはなく、また、後ろを高く結んだ半幅帯は
体に吸い付き、気持ちよく感じられるそうです (^^♪
今回ご相談頂いた方は、ゆかたではなく、きものでしたが、前回同様にきもののサイズが、大きくて上前の衿先が、腰紐に掛からない!
腰紐より上にある、上前の衿先を腰紐にからめて、安定させることをご提案致しました。
あと、衿先をからめずに、 腰紐をもう1本使う!
衿先のある位置に、腰紐を掛けると、上前の衿は固定します。 こうすると、サイズが大きい場合は、長いおはしょりの処理にもなり、スッキリとした「おはしょり」が、出来上がります。
マイサイズのきものばりではなく、合わないサイズきものに、挑戦されるのも、お勉強になりますよ!
「お試しあれ」
お写真はモデルの、ジェマさんです。