つつがなく日々暮らせる幸せを、ご先祖様にご報告と感謝の墓参をすませ。兄弟たちともたのしい会話をした後、少し藤沢の街を歩いてみました。立てられた看板には、昔の藤沢宿のにぎわいが描かれ、子供の頃のワクワクした開山忌が思い出された! 歌川広重の「東海道五拾三次 藤澤・遊行寺」で、手前の大鳥居は、現実には大分離れた江の島弁財天の入り口とか。「遊行さん」は昔も今も慕われているのですね。
暫く歩くと、時宗の始祖である一遍の『踊り念仏」の絵が描かれていました。一遍の遊行集団は、各地の民衆に熱狂的に迎えられ、また、一遍は徹底的に所有物を捨てた所から「捨聖」と。自己の思想も何も残さなかったそうです。(鎌倉仏教を代表する僧侶)
一遍上人のように、すべてを捨てることはできませんが、私なりの小さな積み重ね(ものの整理とか気持ちの持ち方)で、心や時間に、余裕が生まれることに、気付く! 遅ればせながら。。。