よくお褒めの言葉を頂戴した帯締めです。 あまりにも愛ですぎて、色あせと汚れで、新鮮を失ってきております・・・。

 

見知らぬ女性から、こんなお声がけを頂戴
『私は長年染めをやっていて、紫の無地きものと同系色の帯に、この色の帯締めは、普通の人はしない。あなた何をなさっているの?』
 どう見ても粋筋には見えない、無粋なオバはんの帯締めの色が、不思議だったのかしらね?

 

 
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帯締めのお役目は、帯の形(主にお太鼓)を支えていますので、しっかり結ぶ!
結ぶ作業している前中心部分を、右手か、左手で抑えることが、ゆるまないコツです。
おもしろい!

 

短い帯締めの房を隠して、スッキリ見せる結ぶ方法や、表と裏が色違いの帯締めは背中心でひねると片方が色違いになります。帯締めの長さや色などの兼ね合いで、受講生たちは楽しんでいます!

 

ちなみに、帯締めの歴史は、江戸時代中期~後期以降に、お太鼓結びの発祥と共に帯締めが使われ江戸時代は、丸ぐけ紐が使われていたと言われています。明治時代になり、廃刀令が出されると、刀の下緒に使われていた組紐が、主に帯締めとして活用されるようになったそうで

                  す。

 
 
今朝は、帯締めに心を寄せてみました。