昨日は秋分の日でした。1948年「先祖を敬い亡くなった人を偲ぶ日」として法律に制定され、それまでは秋季皇霊祭と呼ばれていたそうです。

 

 

 

先日の台風で実家の菩提寺では、大木が倒れ大変な状態に。植木屋さんは多忙でまだ来て下さらないと、嘆いていらしたお寺さんでした。実家の墓地は兄弟で協力して、木を片付け、気持ちの良い墓参となりました。。。

「これからは、兄弟とその連れ合いで定期的にお掃除を!」そんな提案が出ました。「大賛成!」

良くお墓参りをする兄弟ですが、お掃除は大変なのに墓守さん任せ甘えていました。30代後半で、父を失ってから、ひたすら時間があると墓参していた私、何年経たか記憶がありませんが、

「充分に気持ちが伝わっているから、もういいんじゃないの?」と、母が声を掛けてくれた!

その間、父やご先祖様に何も願い事もしなかった。そして、今もしません。だだ高齢になっても兄弟仲良しを、天国から見ていてくれたら、うれしいです。

母が他界したした時、親戚の女性が、

「兄さん(父)や姉さん(母)の、子供であることを、誇りに思いなさい。」と言ってくれました。

この言葉は私の宝物、未だひとりの胸におさめています。話したら、兄は派手に泣くだろうな!!

質素だったけれど、私たちを大事に育ててくれました。

「心から感謝しています。」

 

2019年秋彼岸の晩に記す。