お稽古で「ウールのきもの」の話がでました。
お若い方々には、馴染みが少ない素材のようで、天然素材(羊毛)で暖かく、シワになりにくく「カジュアルな着物」で、秋~春までスリーシーズンまとえ、夏用のウールきものもあります。
ただ、虫に好かれやすいのが難点ですが、汚れにくく落ちやすい素材です。
若い頃に、母が仕立ててくれたウールのきものは、ゴワゴワしていましたが、写真のきものに出会った時、軽くソフトで、着付けのしやすさに驚きました!
「ハレの日」の場面に登場することはないと思いますが、細帯を締め家事をしたり、近所へのお買い物など、日常生活の延長線にいてくれる便利、おしゃれな柄がたくさんあるきものです。
着付けの上手な受講生がおりました。
よくウールのきもので着付けの復習をして、そのままで友人との約束には出かけたそうです。徐々に上手になっていくプロセスを、周りが温かくも厳しく批評してくれたことに、感謝していました。その後、ケの日~ハレの日までのきものを、見事にまとうようになりました。
怖がらずに外出する勇気で、体に吸い付く着付け得たようです!
「ウールきもの」というと、いつもその受講生を思い出します。。。
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衣香(KINUKA) 糸賀文音