余寒厳しき折、皆様お元気でいらっしゃいますか?

日々私の心を楽しませてくれるものは変わらず「きもの」です。。。牛歩ながら断捨離はしておりますが、一番進まない部類は、「きもの」・・・。和裁が女性の必須条件であった時代は、上前に取れないシミが出来れば、下前と位置交換をすることは、難しいことではなかったと思います。そして、今の時代のような使い捨ては、皆無に近かったと思います。。。

私の場合は、家に女手が多くあり、最年少者で、時代背景も扱いやすい洋服礼賛へ突入しておりました。その上不器用で誰からもあてにされない存在をよいことに、怠惰な時間をすごし、振り返れば本当に惜しいことをしておりました。

 

 

写真のきものは、元は小花の小紋でお気に入りでしたが、子育ての頃作ってしまったシミが消えず、全くちがう縞に染めて頂き、そして、縫って頂いたものです。日本人の美意識の根源は、自然性に根ざしていたようですが、縞柄になると、季節感のストライクゾーンは拡大されました。。。きものの良さを知り「温故知新」和裁を習っておけば、良かった・・・。

「後の祭り」・・・。

 

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