来春、留袖のお着付け予約を頂いており、留袖について綴ってみました。。。

留袖はミセスの第一礼装で、江戸で起こったことから「江戸褄」とも呼ばれます。裾部分のみに絵羽模様があり、縫い目をまたいても一枚の絵のように繋がった模様で描かれています。また、袖丈は普通のきもの寸法で、結婚式では参列される親族がまとわれる祝儀用のきものです。

結婚を機にきものの袖を留めて、人妻のお仲間入りする女性!お里帰りには黒留袖をまとい、嫁ぎ先の家風に染まりましたと意を表したようです。

きものには、願い(魂)が込められていますね。。。

 

 

また、昔の婚礼には、三つ通過儀礼があったそうです。

1・おはぐろ 2・眉そり 3・髪型の変化  (島田や桃割れから、丸髷へ)

現代の婚礼より、深い重厚感あり!!

留袖からは格調の高さが、今も漂っています。。。