鈴木真砂女さんという俳人が、好きで興味を持っております。。。自分にはない奔放さへの憧れがあるのかもしれません。

明治末期に千葉県鴨川市の老舗旅館の三女として生を受けられました。初婚は夫の失踪で、嫁ぎ先に子供を残し実家戻られたようです。その後、お姉様が4人のお子様を残し他界され、義兄と再婚されて四児母となり、ご実家の家業を継がれました。

 

 

 

羅や人悲します恋をして

蛍火や女の道をふみはづし

秋袷悪女の汚名いまだ消えず

夏帯や一途といふは美しく

何ごとも半端は嫌ひ冷奴

冬菊やノラにならひて捨てし家

 

俳句を目にするだけで、ワクワク! ウキウキ!

秋の夜長、指はパソコンキーを打ち、心は真砂女さんのしなやかな女心に

打たれぱなし。。。今世、おそらく来世も、到達できない憧れの世界である!