今朝のお空は曇り空ですが、薄灰色で美しい。。。

お正月のせいか、帯も名古屋帯よりも袋帯が目に入ってきます。。。

 

 

お稽古風景からです。。。

袋帯の場合は、お太鼓の部分は二重になります。

受講生たちのこの日は、なぜかお太鼓の帯山がとがり、美しくなだらかになりませんでした・・・。

袋帯を胴に二巻きしてから、二重太鼓にするために、重ねる帯の両端を持ち、左右を同時に開きます。

この時、二枚の帯の両端が、きちんと重なっていることも、大切! 結び終了後、二枚にズレがあると、修復は難しい・・・。

そして、背中に付く帯にもシワがないことが、大切です。。。

受講生たちの二重太鼓は、1回のアドバイスで綺麗な帯山になりました。

 

繰り返し、繰り返しの重続で、ひとつひとつの細かい技術が、身に付いていきます。

不器用な私は、「棚から牡丹餅」なんて、ないことを、痛いくらい知っております(汗)

 

どうぞ、楽しい休日をお過ごしくださいませ。