「成人、おめでとうございます!」
成人年齢が18歳に引き下げられて、初の成人の日ですが、20歳を対象としている所が多いようです。
袴・振袖・洋服など 様々な祝い着で街は溢れています。女性新成人たちは、髪化粧もしてもらい、素敵で、かわゆい!!
髪化粧とは、髪に飾りをさすこと。また、髪を結い上げて化粧することです。以前衣香で行った勉強会「髪化粧」の写真です。(熟女髪ですけれど。) 女性にとって「髪は命」今も昔も、変わらないことのようですね。。。
待賢門院堀河さん(平安時代後期の歌人)が、詠まれた百人一首です。
「長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは 物をこそ思へ」
現代語訳 :小倉山荘さんから引用させて頂きました。
(昨夜契りを結んだ)あなたは、末永く心変わりはしないとおっしゃっいましたが、どこまでが本心か心をはかりかねて、お別れした今朝はこの黒髪のように心乱れて、いろいろ物思いにふけってしまうのです。
不安に揺れ動く女心を、鈍感な私でも感じられます。
もう20年も前に「百人一首」に、興味を持ったことがありましたが、きれいに忘れてしまいました。というのも、嫌なことはすぐに忘れようと心したものの、単細胞のため、大切なことまでも、記憶から消してしまい、現在に至っております(トホホ!)
でも、受講生たちと「髪化粧」を学んだことは、鮮明に覚えています。。。