新春の柔らかな光が差し込み、2023年のお稽古始めにふさわしく、たのしい授業でした。
日本には、季節の美しい言葉がたくさんあります。
・着衣始(きそはじめ)・春着縫う ・笑初(わらいぞめ)・しずり雪 六つの花・投扇興。。。
そして、衣も、気持ちも、美しいものを、まとっていたい! そんな願望があります。
お稽古に、受講生と共に現れたきものと帯です。
この日は、きもの衿衣紋(右側)が長じゅばん添わずに、浮いてしまいました。受講生は、背縫い線が背中心にないことに気付き、長じゅばんときものの背縫い線を、背中心で重ねました!
きものの下前身ごろは、肩から胸の空気を抜き、長じゅばんに添わせることが、大切です。。。
紬のきものをまとうときに、出くわす場面でもあります。
すぐに、春一番がきそうですね。