今朝のお空は、こざつぱりとしいて、私好み。。。

「正月事始め」という言葉が、ふと脳裏に浮かんできた! かっては12月13日に煤祓いをする家庭が多く、この日を皮切りにお正月の準備を始めたようです。父は家事をあまりしませんでが、師走は大活躍をしておりました。大掃除の手際よさには、脱帽! 奇しくも今日は父の誕生日でした。赤穂浪士の討ち入りの日に生まれ、穏やかで人を裁かなかった父が、どうして、この日に生を受けたのでしょうか? もしかして、前世は無法者?

お正月のお飾りは、29日は語呂合わせで「苦」といって忌まれ、31日は大晦日で「一夜飾り」は、葬儀を連想させてしまう・・・。28日までに出来ない場合は30日に行ったようです。

「正月事始め」をはじめに年中行事の多くは、父の動きから自然に学びました。

生前、「甘えてくれず、可愛くない」と嫁いでからの私のことを、申しておりました(笑)

年老いてきた私たち兄弟と連れ合いたちは、とても仲良しでご先祖様に感謝しています。

そのことを、父も母も喜んでいてくれると思います。

追伸 「父上様、今年も一夜飾りはいたしませんので。。。」

 

 

時として、紋なし鮫小紋に名古屋帯を添て、冬を楽しんでおります。。。