「師走」という言葉が、目や耳に飛び込むだけで、気忙しく感じます。今年は11月が飛ぶように過ぎ、12月も新幹線並みにの速さで、通過していくのでしょうか?

散歩途中の景色で、未だに紅・黄などの葉をまとっている木々が、美しい!

 

2022年の最後の月を丁寧に暮らしたいと思います。「終わり」は「始まり」、良き2023年の到来で、あってほしい。。。綺麗な色彩に心躍らされ、元気をもらいました。。。

 

 

亡き母の誕生日に、師走の忙しい時でも、お正月にまとうきものの、準備をしてくれたことを、思い出しておりました。準備だけではなく、お正月にまとったきものの、後始末までもしてもらっていた、体たらくな娘であったことを、猛省! (許してくださいね。)

育った頃はハレの日(特別な日)とケの日(普通の日)区別がはっきりしていました。普段着と晴れ着の区別も、今よりはあった気がします。お正月には真新しい下着や服を、朝風呂の後にまといました。食事もお正月は豪勢でした。今は通年、昔のお正月のような食生活になっていますね。メリハリがあった暮らしが、懐かしいです!

ハレの日は神社への参拝があり、特にお正月などは、きもの姿の方が数多いらっしゃいました。神様とのご対面には「きもの」が大役を担ってくれていました。。。 今でもお宮参りや七五三などは、きもので参拝されています。子供の晴れ姿は、親にとっては、無上の喜びであることは、今も昔も同じですね。

衣服の果たす役割は大きいです!

大切な節目に着付けのお手伝いをさせて頂けることに、感謝を申し上げます。