今日から長月です。

99年前の今日に「関東大震災」がありました。犠牲になられて方々のご冥福をお祈り申し上げます。

歳時記で申せば、長月に入ったら「秋単衣」になりますが、昨今の猛暑には太刀打ちできませんね。「ハレの日」の場面でなければ、多少おおらかな気持ちで、体感を優先にして暮らしております。暑いと汗をかきますので、お手入れのしやすい、木綿の単衣やゆかた(白地でないもの)を木綿のきものとして、長じゅばんの上にまとったりもしています。

写真は紬の単衣で、大きな楓の柄が目立たなく織られて、お気に入り! 秋単衣としてまとっております。また、帯は紅型染めの菊模様・9寸名古屋帯です。毎年初秋には、共歩きしているコーデネートです。。。

秋単衣の頃、帯や小物は袷に添えるものを使っています。そして、きものの下では気温にあわせて、下着や長じゅばんを調節しています。以前は顔に汗をかきませんでしたが、最近は、汗がお出ましになることもあり、体温を下げることにも、気を遣うようになりました。

 

 

次回は、ご質問を頂戴している「九寸名古屋帯と八寸名古屋帯」の、お話をさせて頂きます。

まだまだ、お暑いのでご自愛くださいませ。