最近は、多忙と高齢でなかなか「お遊び」に興じられない・・・。

下の写真は、名古屋帯の裏面の無地に絵を描いたものです。右端2枚の写真が、帯の表でその他の写真は、帯の裏面です。お目汚しで、ごめんなさいね。ただこんな遊び方もあるということをお知らせしたくて。

 

 

深夜に帯、主に半幅帯を握って自分の中を彷徨い、私流の結びをみつけることが、今でも「楽しみ」のひとつ。帯結びに限らず、何かに作り変えることで、醍醐味を感じ、それが自分にとっては贅沢な時間になるという、細やかな幸せで、ござんす。

江戸時代の人々は「布は命」でしたから、例えばこんなやりくりをされていたようです。

 

きもの→ 長じゅばん  → 寝巻き →風呂敷  → 下着 → 雑巾 → 燃やした灰を洗剤
     子供のきもの        布団の皮   おしめ

 

素敵なエコですね!

無駄がなく生活空間は、スッキリとしていたんでしょうね。見習いたいお知恵が、たくさんありますね。

シンプルで、丁寧に暮らしたいあたくし

願わくは、季節の音を察知できる心の余裕を持ちながら。。。