今朝は、染織研究家の木村孝さんが思い出されてきました。。。
初めてお会いしたのは大分前のことです。私の帯締めの色をいたく褒めてくださった! その後数回講義を受けさせて頂きました。その際はこの帯締めと共に参加、私のことは何もご存じなかったけれど、帯締めを覚えていてくださった。
呉服屋さんで 迷わず手にしたもの。。。私のきもの人生で、一番出番の多い帯締めでしたが、最近は色あせてしまい、出番はあらず! 同色探しを随分しましたが、未だ見つからず・・・。
今でも 「まだ君に恋してる」
下の写真は二色使いの帯締めですが、こちらも出番の多い帯締めだす。 帯締め表と裏の色違いでしたら、背中心で、帯をひっくり返えせば、前面は二色になります。
きもの文化のために、情熱を注がれていた木村孝さんは、その頃八十代半ばだったと思います。「装う女心」をお持ちで、初々しさもおあり、魅力的な方でした!
懐かしい思い出にふれながら、 今日も楽しくきものと、戯れる!
(帯締めの位置が低いです。お許しくださいませ。)
帯締め一本のご縁でした!