今日は後の彼岸の入り。。。
秋の彼岸にお供えするのは、「おはぎ」 秋は萩の花、春は牡丹で呼ぶのは、宮中の女官がつかった「女房ことば」の慣習とか。 夢ある美しい表現ですね。
もう心は、単衣や袷に向かっていると思いますが、そんなさなかに季節外れの「話題」で、申し訳ございません。夏きものと長じゅばんのお話ですが、来夏までには失念しそうで、季節後ろ倒しのお話をさせて頂きます。
きものをこよなく愛する受講生の思いを、ブログに綴ったものを、短文・加筆いたしました。(現在は卒業生)
夏きものと長じゅばんとの、恋仲が成立する必須条件は、お互いの寸法。・。・
特に、透け感のあるきもので気になるのは、裾の丈!
受講生は何らかの理由で、すそが短くなってしまった長じゅばんを、大切にしています。
解決策は、裾除けの付け方!
普段は裾除けは裾さばきをよくするために、短めに付けいます。それは、きものや長じゅばんの重さに押されて、膝の間にはさまることがあるからです。(ゆかたは長めでも、OK!) 受講生はきものの外見美を考慮して、裾除けを長めに付けてみたところ、長じゅばんの短さは、隠れてしまいました。。。
夏きものや夏長じゅばんは、軽いので膝の間へお邪魔することなく、恋仲は、睦まじいようです。こんな工夫ができるのも、きものを度々まとっているから出来る「知恵」ですね。。。
糸賀、うれしさひとしおです。