着付けを生業にしているせいか、春夏秋冬の動きには、敏感かもしれません。自然は働き者、散歩する道端の景色すら、毎日微妙に変化させている!
私はきものをまとうことで、季節に敏感になった! 巷の見過ごすような平凡な景色に心を寄せたりして、加齢とともに、自然が愛おしくなってきました。 きものの美意識は、自然に根差しているものが多いですね。
季節は、律儀に訪れてくれます! 私の心は、すっかり秋模様。。。
美しい日本語があります。。。 「菊襲(きくがさね)」
かって宮中に仕えた女性は、9月9日の「重陽の節句」からは、表が白、裏が蘇芳色(黒味を帯びた赤色)、または、紫の襲をまとったそうです。雅な世界ですね。。。
お月様・風・虫の音・紅葉、おっと忘れてはならぬ、十三里(さつまいも様ですたい。)など、など、
コロナを忘れて、楽しみとうと存じます!