幸いにも今は微かな雨音がしています。土砂災害のおそれがある危険地域の方々、くれぐれもお気をつけくださいませ。 自然災害やコロナと、本当に大変な経験を強いられております。
雨音を耳にしながら、雨にはどんな雨があるのと、ふと思いました。
・鬼雨(きう)ゲリラ豪雨 ・私雨(わたくしあめ)狭い所に突然降る雨 ・涙雨(なみだあめ)ほんの少しだけ降る雨 ・酒涙雨(さいるいう)彦星と織姫が流す涙/七夕に降る雨 など、いろいろあります。
私は、可愛い表現の「桜雨(さくらあめ)」が好きです。
平安時代の貴族は「花の宴」という雅な遊びとして、お花見を楽しんだそうです。「桜雨」は桜の開花から散り始めるまでの「花七日」に、降る雨のことだそうです。
満開の桜の中に佇んでいると、夢の中をさまよっているような、錯覚に陥ってしまいます。平安貴族でもないのですが「桜雨」も良し。満開になって散る「零れ桜(こぼれ桜)」も、好物!
本心はどんな桜でも、ウエルカム!!
私たちはは本当にすごい所に、生を受けたのですね。 四季・言葉・芸術・食べ物・きもの・その他数多の素晴らしいものが、ちりばめられている国で暮らしています。。。
この素敵な国を、壊さないでください。鬼雨様、お願い申し上げます。