衣更えを忠実に守るならば、今日(5/31)までが「袷」で、裏が付いているきもの。明日からが裏の付いていない「単衣」へと移ります。

 

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平安時代の宮中では、旧暦の4月1日は 冬束帯→夏束帯へ、10月1日からは 夏束帯→冬束帯に替えられた。鎌倉時代なると、衣服だけでなく、調度品なども替えられました。冷暖房が完備されていない時代、体だけでなく、心・視覚にも、涼や暖を与える心配りが、大事なことだったのかもしれませんね。優雅で贅沢な世界にも思えます。

明治時代は、年に2回の衣更えに。そして、今の衣更えは、きものの世界も温暖化で緩やかに。学校の制服はきっちり決まっているのでしょうか?

 

伊勢神宮や熱田神宮などの神社では、「神様の衣更え」のお祭りが行われるようです!