きものをまとい始めた頃は、衣更えをきちんと遵守していたし、季節も今よりは律儀であったような気がします。子育て・親の介護などの多忙さと比例して、きものとは疎遠になってしまいました・・・。ある時なにげなしに、きものが眠る箪笥の引き出しを覗き、きものを肩に掛けてみら、言葉に表せない「懐かしさ」が、こみあげてきた!

 

使わないものは処理していこうという気持ちと裏腹に、きものに触れたことで「きものほしいほしい病」に感染してしまい、長い患いからきものの数は増え、管理場所の確保などに弊害が出てきました。

完全断捨離ではなく、本当に好きなきものを残し、それらを上手に活用することでした。

 

そのひとつが、これから夏に向けての、私のきもの術!

近頃の暑さは、季節破り! 春盛りでも単衣をまといたくなるような日が訪れることもある。夏きもの透け感は、大好物! でも、きもののお約束事では、7・8月のきもの。 近頃は透けた夏きものの最盛期ずらしをして、フル稼働させています。 例えば、6月は透け感のある夏きものの下の長じゅばんは、色物の麻! 涼感 + 透け感を消してくれるという優れもの! もちろん7・8月の長じゅばんは、色の付いていない白です。。。

 

 

私流のきもの暮し。。。_f0205317_08013543.jpg

 

 

自分を寂しくさせない程度のきものを持ち。時として掟破りをし。自分らしい心地よさを、求めながら、

今日も身軽に、きもの道を闊歩中。。。