今朝の綺麗な青空に癒されています。。。いつも稚拙なブログにお付き合い下さり、感謝を申し上げます。

気忙しさで、今年は散歩道の桜との接触のみで、遠くの街の桜とは、ご縁が持てませんでした。

さくら模様のきものは、1枚だけ、帯も1本だけ、身に付けました。(物足さが、残る。)

桜の花と枝は絞りのきもので、お稽古にまとっていきました

 

 

このきものをまとうと、こんなご質問を頂くことがあります。

「桜模様のきものは通年まとえます?」

花だけでなく、枝や葉が描かれていたら、桜の時期に。花びらは通年、OK とお答えしています。花びらのみ模様は、普段着やゆかたによく登場しています。通年桜の花びらは、きものや帯に限らず、いろいろなものの模様として使われていて、可愛い模様ですね。

今は、振袖にも桜模様は多く使われていますが、私が振袖をまとった時代は、菊模様の方がが多かった気がします。若い頃は菊は仏花と重なり、あまり好きではなかったのですが、加齢とともに、大好物となりました。

日本人の美意識は、自然に根差しているのでは。四季があることで、繊細な感性が育てられているのではとも、個人的に思っております。 桜ひとつとっても、蕾・三分咲き・五分咲き・満開 そして散る! どの場面も素敵で心に響く!

来年は、コロナ禍と無縁で、お花見を楽しみたいですね。