空が高くなり、秋が来たという感じがします。

暑い時期は身辺にあったが、涼しくなると、手に取ることも忘れがちなる扇。 文学的には、ひと夏の恋人に、忘れ去られた女性の傷ついた心・・・
そのように使われることもあるそうです。

不思議なもので、暑い時は薄い涼しげな色に、心惹かれ、秋の訪れと供に、だんだん濃い色が、恋しくなってきます!

 

 

・白露(はくろ)  7日  しらつゆのこと。この頃から秋気が進んで露を結ぶとされる。
・秋分      23日   昼と夜の長さがほぼ同じ。

行事

・秋のお彼岸    9/19~9/25

 

端午の節句に柱にかけた薬玉は、今では影が薄くなった重陽の節句(9/9)に、茱萸(しゅゆ)の袋と交換したそうです。 茱萸とは山椒、邪気を祓う。

江戸時代には、五節句がありました。

  • 人日の節句 (1/7)七草粥
  • 桃の節句   (3/3)
  • 端午の節句 (5/5)
  • 七夕の節句 (7/7)
  • 重陽の節句 (9/9)

なかでも「重陽の節句」は、1年で最も良い日で、必ず大安だそうです。それにあやかって、心穏やかな長月の日々であってほしいですね。