7/27に「喪服の際の小物」のことを書かせて頂きました。経験談として、黒喪服にピンクの帯板が、お顔出していたお話も。早速知人が、黒い帯板と帯枕を、お求めになられたと、メールを頂戴致しました。お役に立てて、うれしいです! 今ではきものの喪服での参列が少なく、なかなか経験できませんね。

 

悲しい出来事ですが、喪服の女性は、美しいです!  メールを拝見している内に、歌舞伎役者・中村勘三郎さんのご葬儀の際、奥様は白喪服で、いたくお美しかった記憶が、甦ってきました! 戦前は白喪服が、普通のことだったそうですが、黒喪服に慣れているので、新鮮に映りました! 

「貞女は両夫に見(まみ)えず」、そんな決意を、持ちでいらしたのかしら?

日露戦争で、不幸にも亡くなる方が増えて、白喪服では、汚れが目立ち、黒喪服の時代へと・・・。

 

 

 

黒と白に統一された喪服は、

きもの・帯・帯揚げ・帯締め・草履が 黒!

長じゅばん・半衿・足袋が 白!

この黒白は水引の役割を果たし、神前・仏前に、張り渡すとばりを、意味しているそうです!

 

通過儀礼から、和文化の凄さを、また知りました。

メールから、白喪服へも思いを馳せることができ、感謝申し上げます。