お稽古風景での、受講生たちとのやりとりです。
・ひとりは、数日前にきものをまとい、外出した際に、帯がピタッとおさまらず、少しくずれたことへの、検証!
帯を胴に二巻きした後、たれと手先を結びます。結び目の先のたれから、帯山を作り、お太鼓にします。長尺帯で、タレの遊び部分が長くなり、それの処理の仕方の問題でした。
・こちらは、お稽古の際、ヒップ部分の、補整の下ラインの位置が高かったことに、受講生はすぐ気が付きました。どのようになるかを、体験してもらうためになおさず、着付けをしてもらいました。
ヒップが凹んいるので、補整を入れないと、顕著にシワがたれに出ました。仕上がり後、ヒップに補整を足す二度手間よりも、最初から補整の下ラインの位置を、意識した方が面倒もなく、美しいヒップラインに、仕上がります。
あと、ふたりともお太鼓の帯山が、綺麗に出来ないという、お悩みが! その件については、少し前に書かせて頂きましたので、省略を。何回も練習して、写真のような、美々しい帯山に、たどり着きました!
コロナ禍では、きものをまとう気持ちにはなれないう方が、多いですが、着付けは、間が空くと、忘れてしまうことも、多々あり・・・。
365日、きものをまとった時代とは違い。今はおしゃれ着と化し、それには、美々し着付けが、由となってきています。
美しい動作で、繰り返し、繰り返しの練習を、なさってください。家の中の練習のみではなく、外へでることで、たくさんの気付きを、経験できます。
ご自分らしい様になっていくと、思います。。。