どんより曇り空からの微雨が、やさしく降り続いてほしいです。昨日はお盆のお話を書かせて頂きましたが、感謝するのは、ご先祖様だけでなく、物にも「魂」があることに気が付きました。

頭に浮かんだのは「針供養」で、関東では2月8日 関西では12月8日に行われます。折れたり、曲がったりした針に宿る魂に対して、感謝をして、成仏を祈り、近くの神社へ納めました。また、昔は和裁が女性の必須条件でしたので、女性は裁縫が上手になるように、神様にお祈りしたそうです。

大活躍してくれた針は、やわらかいコンニャク・豆腐にさして、慰労をしました!(幼い頃、縫物は出来ませんでしたが、参加はいたしました。)

 

 

昔は、毎日まとうきものを縫うのは、普通のことでした。やや昔人の私は、大家族で、祖母・母・姉・おば達が和裁が達者で、同居をしておりました。不器用な私対して、家事不適格者のような、暗黙の了解があり、甘やかされて成長した結果、手仕事は、見事に、アカンす・・・。

 

それなのに、着付けを教えているなんて、可笑しいでござる。 草葉の陰から、笑い声が聞こえてきそうです、 でも、皆やさしいので、応援してくれていると思います!

 

今も残っていますが、祖霊の供養は、盆・お正月には、家を離れてた人たちも、家に帰り、ご供養されていますね。 良い習慣です!