知人との会話で、「蜘蛛の巣柄」の話が出ました。以前ブログに記載したことを追想。「陽炎」は、良く晴れた陽射しの強い、風もあまりない日に、道路などに立ち昇る、もやもやとしたゆらめき。。。「糸遊」と意味が同じですが、こちらの言葉の方が、私好みかな。

 

「糸遊」には、別の意味もあるそうです。
春の晴れた日に、蜘蛛(くも)の糸が空中を浮遊する現象。光の加減で、糸が見えたり、見えなかったりするところから、 はかなさや心許なさを、表現する言葉になったのではと・・・。

 

 

きものの世界では、蜘蛛の巣柄は「幸せをつかむ」と言われています。勝負きものの柄にされている方も。水商売の女性が「良い男性が引っ掛る!」 ようにと、願いを込めて。。。 また、通年まとえる柄でもあります!

蜘蛛は糸を出して網を張るところから、物集めの文様として用いられ、それは、お客様を集めることにも通じたようです。

 

ご興味のある方、お試しあれ (^^♪