農耕民族にとっては、お花見が終わると、田植えの時期に。昔は五月は「物忌(ものいみ)の月」でした。

ある期間、神様をお迎えするために、飲食行為を慎しみ、心身を清めた!そして穀物の豊作を、神様にお願いしたそうです。

端午の節句では、菖蒲やヨモギなど香りの強い植物で祓い清めたと。菖蒲の根茎は「菖蒲根」という漢方になります。効用は、健胃作用・鎮静作用・鎮痛作用・利尿作用・抗真菌作用など、多数あり。。。

 

 

五月五日になると、平安時代貴族の遊戯として、菖蒲の根の長さを比べ歌をよみ添えて勝負を争った「菖蒲合」があり、「尚武」と「勝負」にも通じるものであり、喜ばれた!

また、端午の節句にまとった「菖蒲浴衣」というものがあったそうです。

五月が農耕民族とって、大切な時期であったことが、わかりました。今年の五月(正確には数ヶ月前からでしたが)は、菖蒲(勝負)でした。 神様に自粛が届いたのでしょうか。。。

これからも、気を緩めずに、コロナとの勝負、がんばりましょう!