二十四節気・七十二候では、5月20日から25日までは 小満/初候/ 「蚕起て桑を食う」
陽気がよくなって、万物が次第に成長し、天地に満ち始める小満(しょうまん)になりました。
お蚕さんの「起きる」とは、孵化(ふか)をしてから、数日で静止し脱皮することだそうです。これを4回繰り返し、繭を作る! (桑の葉はお蚕さんの好物!)
お蚕さんは、絹製品だけでなく、粉末や液体に加工して、化粧品や食品の素材として、また、二十世紀以降の遺伝学や生物学分野での研究・発展に大きく貢献しているそうです。
Wikipediaによると
かつて養蚕業は日本の主要産業であった。しかし、世界恐慌以降の海外市場の喪失、代替品の普及などで衰退していった。繭の生産は中国、インド、ブラジルなどで盛んに行われている。
現在、農研機構を中心に『蚕業革命』として養蚕業の復興を期して新規養蚕技術の開発・研究が行われている。
養蚕の復興を切にお祈り申し上げます。。。
追記 七十二候とは、古代中国で考案された季節を表す方式のひとつで、二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことです。