コロナ禍で、今年は卒業式に袴がまとえなかった方が、たくさんいらしたと思います。毎年三月は早朝からの袴のお着付けを、させて頂いておりました。、卒業式という「ハレの日」を、ラクに着くずれせず、美しく、を心掛け、お嬢様方が嬉々としたお顔で、卒業式へ向かわれるお姿に、喜びをおいておりました。。。

 

 

もう20年近くも前のお話ですが、知人のお嬢様が日常の場面に、袴でのお出掛けを希望されて、お着付けをされいるとお話くださった。まだ、駆け出しの私でしたが、「お着付け屋」も、いいなぁー。と思わせてくれた! その時に自分が描いた、若いお嬢様の袴姿には、綺麗な髪飾りが、輝いていた!

観光地めぐりを袴で、そんなお着付け屋さんもございます。袴は、「ハレの日」も、「ケの日(普通の日)」にも、存在している!

おしゃれ着(普段着)のきものをまとっての外出でも、特別視されてしまう というご意見を伺うことがあります。私の周りのきもの好きの方々の多くは、お金を掛けず、まとうことに工夫を凝らし、ケの日を楽しんでいらっしゃいます。絹のきものでも、ユニ○○より、お安いと喜ぶことが、場面が多々あります。(サイズと好みがあえば、お買い得)、お身内からのリレーきものは、家族愛を知るきっかけにも。。。 きものは体を健康にしてくれる要素や、日本の文化の賢さに、出会えることも、しばしば。

きもの、眺めるのも良し! 触れるのも良し! まとうのも良し! 豊かな時間が増えますyo  きっと。

 

試行錯誤しながらの修行時代(今もそうですが)を経て「お着付け屋」の店主にはならなかったが、若いお嬢様の袴姿に髪飾りがあると。不甲斐ない私に、着付けの知恵やヒントをお与えくださった方のことを、思い出す!

 

今では遠い昔のことだけど、いつか、お礼を含め諸々を。。。