昨日の「絹の手作りマスク」は、作ってみたいという人たちが、想像以上にいらっしゃいました。。。「世界でたった一つのマスク」を、お作り下さいませ。きものは先人たちの創意工夫や、試行錯誤のご努力で、今があります。

きものは体に良いと、思わせてくれるポイントが、数多あります。きものがマスクに可愛いく変身して、マスクが消えても、きものがあれば、何とかなるさ。。。そんな気持ちにさせてくれました。

きものの凄さはまだまだ、あります!

 

 

きものは、明治時代に化学染料が入って来る前は、草木で染められいました。もともとは、自分の身を守るために薬草効果を求め、始められたようです。

たとえば、「紅花」は血行促進・冷え症・更年期障害に効果あり。紅色の腰巻は冷えを防ぐものとして貴重品、見た目は色ぽくおしゃれ感がありますね。

「うこん」は、ショウガ科の多年草で、戦国時代には刀傷の止血剤、殺菌や防虫効果が大きく、産着・胴巻・きものを包むのに使われてきました。

「藍草」は、昔から、解毒や解熱、消炎に役に立つとされ、ごく自然に食生活の中にあったそうです。野良着・足袋・仕事着など。

昔は貧しい暮らしの中で、病気や怪我などから身を守るために、まとうものにも、凄い知恵を忍ばせていたのですね。他にも、茜草・紫草・よもぎなど、まだまだたくさんあります。

手間暇かけられて、作られたきものの、役割は大きかった!

古き良きことにふれると、考えさせられるものがございます。