梅・桃・桜など桃色の可愛い花びらが、舞い。 青々した野山もお出ましになる春になってきました。そんな野山の草を踏んで遊ぶのを「踏青」と言ったそうです。ピクニックだったのでしょね。由来は中国の行事で、草の萌え方で、その年の農作物の豊穣を占ったそうです。素足での若葉踏みは、気持ちが良く心弾むでしょう!
「踏青(とうせい)」は春の季語で、「青き(を)踏む」とも。
青き踏む左右の手左右の子にあたへ 加藤 楸邨
手をつなぎ素足で緑の若草を踏む、子供と大人の微笑ましい姿を、想像しながら、愚母であった自分の子育て時代を、懐う(笑)
この写真は、塩瀬の染め帯のお太鼓部分で、童女がお手玉をしていて、春の野原、それとも、庭なのかなぁー。
今は、商品が少なく、30年以上も前に求めた塩瀬帯が、稀少価値なるなんて、想像も致しませんでした。ビシッと締まる心地は、気持ちが良いです。。。
お話が、踏青から塩瀬帯に吹き飛んでしまい、お許しくださいませ。
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